腰痛(ギックリ腰)

もくじ

腰痛の原因

腰痛は現代人の30%ほどが抱えていると言われており
なんらかの治療(鍼やマッサージ、整体なども含む)を必要とする腰痛を経験した方は
男性では60%弱女性でも50%ほどいるとみられている。
(引用元 腰痛に関する全国調査 日本整形外科学会 2003年)

それほど多くの方が腰痛を感じていますが、腰痛の原因はなにかを説明していきます。

○ 長時間の同じ姿勢

真っすぐ立っている姿勢を100%とすると
座って前傾(デスクワークの姿勢)で185%
かなりの負担が腰の筋肉や腰椎(腰の骨)にかかってしまいます。
(ちなみに仰向けで寝ている姿勢は25%ほどです)

○ 重量物を運ぶような姿勢

立って前傾で荷物を持つ姿勢は220%
かなりの負担がかかっていることがわかります。
仕事の姿勢だけでなく、育児や家事の姿勢がこの2つにあたりますよね。

○ 筋筋膜性腰痛症

聞きなれない言葉かもしれませんがいわゆる【腰痛】です。

腰部の筋肉や筋膜に問題が起こっていて、痛みを感じるものです。

○ 腰椎になんらかの問題

学生時代にしていたスポーツの影響で腰椎に問題がある場合も少なくありません。
しかしほとんどの場合は症状を感じずに大人になるまで過ごしています。
これらのものは腰椎分離症・腰椎すべり症などとよばれていて腰痛の原因となります。
(下イラストの上が腰椎分離症、下が腰椎すべり症です。)

また、腰椎ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症なども腰痛の原因となってしまいます。
こちらの記事でも詳しく書いてありますのでぜひお読みください。

ごくまれにですが、内臓の疾患が影響し腰痛を引き起こしている場合もありますので
痛みの部位や種類によっては注意が必要です。

ギックリ腰

急激に起こった腰の強い痛みをギックリ腰といいます。

ある機関の調べでは50人に1人はギックリ腰になると言われています。
(僕自身も経験しました 汗 )

そもそもギックリ腰とはなんなのでしょうか?

○ 腰椎(腰の骨)周囲の捻挫

腰椎とよばれる腰の骨にも関節が存在していて
この関節に存在する靭帯などを損傷し捻挫のような状態を引き起こしてしまいます。

○ 筋肉や腱の損傷

腰に存在する筋肉や腱に急激な負担がかかることで
肉離れのような状態になってしまい、ギックリ腰を引き起こす場合もあります。

ギックリ腰の原因

○ 重い物を持った

○ 急な動きをした(腰を捻った)

○ 布団から起きようとした


○ 靴や靴下を履こうとした。

 くしゃみや咳をした

これらのような動きで関節や筋肉を損傷することで
ギックリ腰になってしまいます。

上で紹介したものですが、くしゃみや咳をしただけでぎっくり腰になるのは
かなり悪い状態です。

定期的に自分で腰やお尻などをトントンと叩いていませんか??

一度、ギックリ腰になるとクセになるとよく耳にしますが
そういったことはありません。


しかし、先ほど書いたような腰椎になんらかの問題をもっている場合は
ギックリ腰を引き起こしやすい状態になっていることは事実です。

詳しい検査を行っていくと腰自体が原因ではない腰痛も多くみられます。

腰痛 ギックリ腰の予防法・対処法

○ ストレッチを継続的に行う

ストレッチは最初の2ヶ月間を続けることで脳に刺激が入り
さらに1ヶ月続けることで筋肉が柔らかくなり関節の柔軟性が向上します。

○ 適度な運動を行う

よくみる文言ですよね・・・
「適度な運動ってどれくらい?」という声が聞こえてきそうですが(笑)

適度な運動とは
週に1回60分】 【少し息がはずみ】 【汗をかく程度】 の運動とされています。

週末にまとめて60分運動するのもいいですし
1日20分の運動を週に3回行っても構いません!

なにか趣味でスポーツをしている方は、無理なく継続できていいですね!

○ 整体などの施術を定期的に受ける

定期的に筋肉や関節など、身体のバランスを整えることで腰痛の予防に繋がります。

施術を受け、血流が良くなることで、筋肉が柔らかくなり痛みも軽減します。

しかし、定期的に整体などを受けていてもギックリ腰の予防にはなりません

僕自身もいろいろなところで施術を受けたことがありますが
「ギックリ腰の予防になりますよ」とよく言われました。

しかし、実際には日常生活動作(普段の動き)や仕事上での姿勢や動作を
気を付けるしかありません。

ギックリ腰になってしまい動ける程度の痛みであれば
すぐに病院などの医療機関や整体へ来ていただくことをオススメします!

腰痛やギックリ腰に対する病院(西洋医学)での治療

病院での治療法はいくつか存在します。

○ 電気療法や温熱療法などの物理療法

物理療法を正しく行うことで、痛みの軽減損傷部位の早期改善に繋がります。

○ 薬物療法

ブロック注射ロキソニンなどの痛み止め湿布薬などを使用し
痛みの軽減を図ります。

○ 保存療法

ストレッチなどを指導したり、コルセットやサポーターを使用した
保存療法も対応として多くみられます。

これらの処置はすべて原因を改善するものではありません。

もちろん、ひどい慢性的な腰痛の場合や繰り返すギックリ腰に対しては
手術なども考えられます。(ひどい腰椎ヘルニアか腰部脊柱管狭窄症などがある場合)

しかしこれらの方法も、痛みの原因である部位を取り除いてしまうことが多いので
実際の原因の改善とはいえないのも現実です。

かわさき整体院でできること

神経アプローチ

神経アプローチ

胃もたれなどの内臓の疲れがある方に

頭の付け根(頭蓋骨~第1頚椎、第2頚椎)をやさしく刺激して、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
2つの神経がバランスよく働くことで、内臓の働きや血流が改善され、目に見えにくい身体の負担をへらします。

頭~首から全身を調整→自律神経のバランスを整える→全身の血流や内臓機能が安定

頭~首から全身を調整

自律神経のバランスを整える

全身の血流や内臓機能が安定

②筋肉アプローチ

②筋肉アプローチ

いつも身体が重たい、あるいは夜に寝付けない方に

ストレスなどから交感神経が活発になり、ガチガチにかたまってしまった筋肉をゆっくりとほぐしていきます。

かたまった筋肉をほぐして、身体と心の緊張感をとりのぞき、リラックスした状態を作り出します。

全身の筋肉が興奮状態=交感神経が活発に→体の緊張をとりのぞくための施術→自律神経が整い夜も眠れるように

全身の筋肉が興奮状態
||
交感神経が活発に

体の緊張をとりのぞくための施術

自律神経が整い夜も眠れるように

③骨格アプローチ

③骨格アプローチ

気がつけば猫背になってしまう方に

骨盤部分に特殊なブロックを使用して、全身の骨格バランスを調整。脳脊髄液の流れを整えて、自律神経のバランスを本来の状態にちかづけます。

全身の骨格を調整→脳脊髄液の循環をを整える→姿勢が整い身体への負担が少なくなる

全身の骨格を調整

脳脊髄液の循環をを整える

姿勢が整い身体への負担が少なくなる

○ 痛みが慢性的にあり、ギックリ腰になりやすい

○ ほかの病院、整骨院などで改善しなかった

○ 手術はできるだけしたくない

このような方は、ぜひ一度ご相談ください!

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