
妊娠中はさまざまなことが要因となり身体の不調が出現します。
今回は不調の原因と起こりやすい不調をご紹介していきます。
妊娠中に起こりやすい不調
○ 肩こり・首こり
○ 頭痛
○ 腰痛
○ 坐骨神経痛のようなお尻から足にかけての痛みや痺れ
○ 骨盤周囲の痛み(恥骨・坐骨・尾骨(尾てい骨))
○ 足の痛みや足をよくつる
妊娠中に起こる症状で当院にご相談が多いのはこのような症状です。
妊娠中の身体の不調の原因
体内の血流(血流量)の変化
妊娠中、お腹の中にいる赤ちゃん(胎児)はお母さんの血液により栄養されています。
卵巣や子宮など骨盤内の血流が増加することによりそれ以外の組織の血流量は減少してしまいます。
血流量が減少することで、筋肉や関節などが虚血状態(血が少ない状態)となってしまい
筋肉や関節がかたくなり、痛みを引き起こす原因になってしまいます。
運動量の減少
妊娠中は子どもの中の赤ちゃんのことを気にしてしまい、全体的な運動量が減少してしまいます。
(周りの方も気を遣ってくれますしね)
運動量が減少することで、血流量が減少するため痛みの原因となります。
妊娠中の運動(ウォーキングなど)は医師の指示・管理のもと十分に注意して行ってください。
中止されている場合は必ず行わないでくださいね。
姿勢の変化
妊娠中期から後期にかけてお腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれて
ママの姿勢も変化していきます。

この画像のように、お腹が大きくなることでお腹を守ろうとする姿勢になり
腰が反ってきます。(いわゆる反り腰です)
しかしそのままではまっすぐに立てないため背中が曲がり猫背のような姿勢になってきます。
この画像にはありませんが、膝も少し曲がったような姿勢にもなります。
一度でも妊娠を経験したことがある女性の方ならなんとなくわかっていただけると思います。
姿勢が変化してしまうと、普通の姿勢では使わないような筋肉にまで負荷がかかるため
痛みの原因となってしまいます。
特に反り腰のような姿勢だと、背中の筋肉や太ももの後ろ(ハムストリングス)に
余分な負荷がかかり、連動してお尻の筋肉まで固くなりやすいです。
これが原因で腰痛や、臀部痛や坐骨神経痛のような症状を引き起こします。
ただし施術を行っても、妊娠中に姿勢を変化させてしまうと
そのあとの妊娠中の生活に影響が出てしまうので、姿勢は変化させないことが大事です。
病院での対処法やセルフケアの方法
病院での対処法
病院の先生に相談しても「仕方ないねー」や「ひどかったらカロナールくらいなら・・・」
っていうこと多くないですか?
実際、病院では妊娠中の身体の不調に対してアプローチができないことが多いです。
そこから僕たちのような整体などにご相談・・・という方が多いように思います。
セルフケアの方法
一番いいのはウォーキングの時間を増やすことです。
ウォーキングをすることで全身に血液がいきわたり、筋肉や関節が柔らかくなります。
できる範囲でストレッチをするのもいいですね。
ただ、妊娠中はできるストレッチも少ないので難しいとは思いますが・・・
家にあるからといって湿布を貼ってしまっていませんか?
皮膚から薬の成分が浸透してしまうため、妊娠中は注意が必要ですよ!
かわさき整体院でできること
①神経アプローチ

①神経アプローチ
胃もたれなどの内臓の疲れがある方に
頭の付け根(頭蓋骨~第1頚椎、第2頚椎)をやさしく刺激して、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
2つの神経がバランスよく働くことで、内臓の働きや血流が改善され、目に見えにくい身体の負担をへらします。


頭~首から全身を調整


自律神経のバランスを整える


全身の血流や内臓機能が安定
②筋肉アプローチ

②筋肉アプローチ
いつも身体が重たい、あるいは夜に寝付けない方に
ストレスなどから交感神経が活発になり、ガチガチにかたまってしまった筋肉をゆっくりとほぐしていきます。
かたまった筋肉をほぐして、身体と心の緊張感をとりのぞき、リラックスした状態を作り出します。


全身の筋肉が興奮状態
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交感神経が活発に



体の緊張をとりのぞくための施術


自律神経が整い夜も眠れるように
③骨格アプローチ

③骨格アプローチ
気がつけば猫背になってしまう方に
骨盤部分に特殊なブロックを使用して、全身の骨格バランスを調整。脳脊髄液の流れを整えて、自律神経のバランスを本来の状態にちかづけます。



全身の骨格を調整


脳脊髄液の循環をを整える


姿勢が整い身体への負担が少なくなる
妊娠中だからといってマッサージなどを断られてしまうこともよく聞きます。
僕自身、妊娠中の方の施術例が約100件以上あるので
安心して通っていただけると思いますよ!
こちらの記事でも妊娠中も整体について詳しく書いてありますので
ぜひ一緒に読んでみてくださいね!
