ストレスと身体の不調の関係

もくじ

そもそもストレスとは

外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと。その原因となる外的刺激(ストレッサー)とそれに対する私たちの心身の反応(ストレス反応)とを合わせてストレスと呼ばれることもある。

e-ヘルスネット 厚生労働省

となっています。

ストレスが生じると身体はそれを解消しようとする反応が起こり
○ 良いストレス
○ 悪いストレス
と2種類に分け処理をしようとします。(個人差がかなりあります)

ストレスを引き起こすものをストレッサーと表現しますが
○ 物理的・化学的物質・・・暑さや寒さ、音による刺激(騒音)などの環境的要因、有害物質など
○ 生理的要因・・・病気や飢え、睡眠不足など3大欲求
○ 社会的・心理的要因・・・職場や友人との関係、家族の問題など
これらが原因となりストレスとなります。

人間の場合は社会的・心理的要因が特に大きな原因とされています。

さきほどもお伝えしましたが個人差があるのでストレスに適応する場合もありますが
適応できなかった場合に身体は防御反応としてさまざまな症状を引き起こします。

ストレスにより引き起こされる病気や症状

ストレスにより引き起こされる反応として
○ 心理面
○ 身体面
○ 行動面
の3つにわけることができます。

心理面

一番わかりやすいのがこちらになるかと思います。
活気の低下(元気がなくなる)イライラ不安感気分の落ち込みや興味・関心の低下(抑うつ)
などの精神障害を引き起こしてしまいます。

身体面

目の疲れ動悸・息切れ胃痛や消化性潰瘍や高血圧、気管支喘息などの心身症
食欲の低下や下痢・便秘不眠などの自律神経の乱れによる症状、
それ以外にも頭痛や肩こり、腰痛など身体の痛みとして症状が現れることもあります。

特に運動や痛めるような動きをしていないのに「なんか身体が痛いなあ」
というのはストレスが原因で痛みを感じている場合があるからです。

行動面

飲酒量・喫煙量の増加仕事でのミスヒヤリハットなど注意力が散漫になってしまうことも
ストレスにより引き起こされます。

ヒヤリハットとは・・・
重大な事故や事柄を起こしてしまう一歩手前の状態のことを指します。

なぜストレスが身体への悪影響を及ぼすのか

筋肉の緊張

ストレスを感じると、体が「戦うか逃げるか」の反応を示し、筋肉が緊張します。
この緊張が持続すると、身体の筋肉が硬くなり、肩こりなどの不調を引き起こします。

血流の悪化

ストレスが原因で筋肉が緊張すると、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、
疲労物質が溜まりやすく
なります。これが身体の不調の原因となります。

ホルモンの影響

ストレスを感じると、体内でコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌されます。
これらのホルモンは筋肉の緊張や痛みの感受性を高めることがあります。

姿勢の悪化

ストレスが溜まると、無意識に姿勢が悪くなることがあります。
例えば、肩をすくめたり首を前に突き出したりすることが多くなり、
これが肩こりや腰痛の原因となります。

睡眠の質の低下

ストレスが原因で睡眠の質が低下すると、体が十分に回復できず、筋肉の緊張が続くことがあります。
これも身体の不調の一因となります。

ストレスへの対処法

悪いストレスは誰もが受けてしまいますし仕方のないことです。
しかし悪いストレスをそのまま放置してしまうとさまざまな身体への悪影響を及ぼします。
簡単にできるストレスの対処法をいくつか書いておきますね。

まずは自分のストレスに気づきましょう

実は悪いストレスを受けていても気づいていない人もいます。
「なんか最近やる気出ないなー」「理由はないけど落ち込むなあ」
また、普段は感じない頭痛や肩こり、腰痛などが出現、悪化している場合は
ストレスを受けている可能性があります。

気分転換をする

趣味好きな音楽を聴く好きな動画や映像を見るなど好きなことをするとストレスは軽減されます。

また、家族や友人などに話をして相談をすることでも立派なストレス解消法となります。

少しの間でもストレスを忘れることがすごく大切です!

リラックスする時間をつくる

趣味の時間をつくることお風呂にゆっくり浸かるストレッチなどの軽い運動など
自分のためだけの時間を1日30分程度つくるようにし
身体と心を休める時間をつくってあげてください。

これは自分の持論ですが・・・
お酒を飲んだり、美味しいご飯を目一杯食べたり・・・
身体には少し悪影響はあるかもしれまんせんが、ストレスを解消するという意味では
良いこと
なのかなと思っています。(僕自身もそうですし笑)

また、「メンタルを鍛える」というのは不可能だと思います。
そもそもどうやって鍛えんねん!って話ですし(笑)
いかにストレスとなることを受け流せるかというスキルが重要なのかなと
僕自身は感じています。

まとめ

ストレスはさまざまな経路で身体の不調を引き起こす可能性があります。
ストレス管理が不調の予防や改善に重要である理由がここにあります。

かわさき整体院の施術はストレスの多くかかっている、抱えている方に向けた施術です。
マッサージや整体などで痛みを感じるような刺激ボキボキするようなことは
身体にとってはストレスとなり不必要です。

「痛気持ちいい」程度の刺激で施術を行うことでストレスを最低限にし施術をすることができます。

また、脳を休めるということが重要になりますのでそちらには常に気を配って施術を行っています。
(下の記事の下部で詳しく紹介しています)

ストレスをできるだけ受けないような環境づくり
ストレスを感じてもすぐに対処ができるようになるとすごくいいですね!

もくじ